十分な知識を持たない教諭が多数送り出されていた疑念があり、大学に批判が集まっている。
幼稚園教諭免許は国家資格で、文部科学省が認定する養成校で必要な単位を修得し、卒業すれば取得できる。4年制大学卒業者が取れる1種や、短大や専門学校での養成課程を経て取得できる2種などの免許がある。
小田原短大や関係者によると、2020年度から単位取得に必要な「科目修得試験」の全てで、教科書に当たる「学習の手引き」に書かれた質問と同じ問題が出題され、模範解答が掲載された手引の持ち込みが許可された。
全国に14ある小田原短大の系列専門学校の学生も通信教育課程に在籍可能で、試験で同様に模範解答の書き写しが行われていたという。
短大がホームページで公表している資料によると、23年度の免許取得者は1759人。これに加え、札幌市や神戸市などの系列専門学校で、20~24年度に850人以上が免許を取得していた。
小田原短大では毎年、1800~2000人程度が卒業しているが、大半の卒業生は2種免許を取得しており、試験で解答を書き写して免許を取得した学生の数は数千人に上る可能性がある。https://mainichi.jp/articles/20250628/k00/00m/040/071000c