英ポピュリスト政党「リフォームUK」が躍進か、地域空洞化への危機感てこに
リフォームUKは2029年までに行われる次期総選挙を前に、全国世論調査で支持率が与党・労働党や最大野党・保守党を上回っている。これまでは主にイングランドで支持を伸ばしてきたが、二大政党制への拒否感を背景に、現在はスコットランドやウェールズにも浸透しつつある。
世論調査によると、リフォームUKは7日のスコットランド議会選とウェールズ議会選でそれぞれ地域政党のスコットランド民族党(SNP)、プライド・カムリ(ウェールズ党)に次ぐ第2党に躍進する可能性が高い。得票率はスコットランドでは21年の0.2%から約20%に、ウェールズでは約1%から30%近くに急伸すると予測されている。一方、労働党は大幅に得票を減らし、保守党も数議席にとどまる見通しだ。
スコットランドとウェールズは歴史的に左派色が強かったが、今ではリフォームUKが掲げるポピュリスト的メッセージの受け皿になった。すなわち、何十年も続く政治システムを壊し、「リベラルな既成エリート」を追い出し、地域課題により集中するため移民を厳しく取り締まるというリフォームUKのポピュリスト的な訴えだ。
ウェールズの渓谷地帯にある町バーゴイドの商店街も閉店した店が目立つ。1970年代の炭鉱閉鎖以降、深刻な打撃を受け、ウェールズ政府から「貧困が根深い地域」に分類されている町だ。
地元のパブでは、おおっぴらでこそないが、密かにリフォームUKを支持する声が聞かれた。「ここは非常にリフォームUK寄りのパブだ」と語るのは、元舞台設営技師のウェイン・ハントさん(60)。自身は「よりウェールズ的」なプライド・カムリを支持しているという。
https://jp.reuters.com/world/europe/P3MBS65QNZMOVJAI5MOMGWHKSQ-2026-05-07/
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