>>576
【本来想定される順序と判断】
① 公益通報の可能性を認識する
告発文書が報道機関や県議、警察などに送られ、知事・副知事・県幹部の具体名や、法令違反・公益通報対象事実に当たり得る指摘が含まれていた時点で、まず「公益通報に該当する可能性がある」と慎重に扱う

② 作成者探索を控え、中立的に内容を調査する
先にやるべきは「誰が書いたか」ではなく、「書かれた内容に真実相当性があるか」「公益通報対象事実に当たるか」「不正目的のみで出されたものではないか」の確認

【その際、告発対象となっている知事や副知事本人が調査を主導するのではなく、影響力を排除した中立部署や第三者機関に調査を委ね、利益相反を避ける】

③ 調査結果が出るまで通報者探索・不利益取扱いを避ける
利害関係を外した確認が終わるまでは、通報者の探索、範囲外共有、退職妨害、解職、懲戒処分など、通報者に不利益を与えるような扱いは厳に慎む

④ 結果に基づいて是正・処分を判断する
調査の結果、事実や真実相当性が認められれば是正措置を取る。
仮に服務規律上の問題があったとしても、利害関係を排除し、本人弁明や適正手続を踏んで判断


で、斎藤側が実際にやった流れはこう

【実際に斎藤側がやった順序】
① 公益通報の可能性を慎重に扱わなかった
知事・副知事・県幹部の具体名入りで、警察・県議・報道機関にも送られていた文書なのに、まず「公益通報に該当する可能性がある」と慎重に扱わず

② 中身の調査より先に、作成者探索へ突っ込む
本来は「誰が書いたか」より「書かれた内容が事実か」を先に見るべきなのに、メール調査、公用PC引き上げ、本人尋問など、作成者特定を優先

③ 告発対象者側が調査・対応に深く関与
本来なら第三者や中立部署に回すべきところを、告発の対象となっている知事・副知事側が、利害関係を外さないまま初動対応に深く関与

④ 調査未了の段階で公然と通報者を攻撃
2024年3月27日の会見で、知事が「嘘八百」「公務員失格」と断言
第三者委員会は後に、この発言自体も元局長に精神的苦痛を与え、職員全体を萎縮させるパワハラと判断

⑤ 解職・退職保留・懲戒処分へ進む
中立的な事実認定が出る前に、県民局長職の解職、退職保留、懲戒処分まで進めた
しかも告発文書の作成・配布を処分理由に含めたため、後の第三者委員会から裁量権逸脱・濫用で効力なしと判断

⑥ 後から第三者委員会に、初動対応の違法・不当性を指摘される
第三者委員会は、文書全体として外部公益通報に当たると見たうえで、通報者探索の違法性、利害関係者の関与の不当性、懲戒処分の裁量権逸脱・濫用を判断

本来は

→ 作成者探索を控える
→ 利害関係を外して中立調査
→ 結果に基づいて是正・処分

という順番で進めるべきだった、ところが実際は

→ 作成者探索
→ PC押収
→ 解職・退職保留
→ 懲戒処分
→ 後から第三者委に懲戒処分と作成者探索は違法・不当と判断

という逆順でめちゃくちゃなんよね