埼玉県立小児医療センターなど4病院を運営する地方独立行政法人「埼玉県立病院機構」の赤字が続いている。2023〜25年度の累積赤字は105億7080万円で、独法化時に掲げた「経常収支の均衡」の目標も達成できなかった。機構によると、物価高やコロナ禍後の入院患者の減少などが影響したという。
2021年設立の機構は小児医療センター(さいたま市)のほか、循環器・呼吸器病センター(熊谷市)、がんセンター(伊奈町)、精神医療センター(伊奈町)の県立4病院を運営する。16日に発表した財務諸表などによると、25年度の純損失は43億6452万円。24年度は35億4135万円、23年度は26億6492万円の純損失だった。
独法化前の19年度、県の病院事業会計は約15億円の純損失で、独法化後の21年度と22年度は黒字に転じていたが、23年度から赤字になった。
「5年で収支均衡」達成できず
https://www.asahi.com/articles/ASV9L115KV9LUTNB009M.html