米国のAI(人工知能)開発企業オープンAIは28日、最新AIモデル「GPT―6.1アストラ」の公開を見送ることを明らかにした。10月にも投入予定だったが、社内テストで開発者から安全性への懸念が示されたためだとしている。
最新モデルは、人間が関与しなくても難しい仕事を完了したり、文章を作成したりする能力が従来モデルよりも優れているとされている。
しかし、同社の安全担当責任者によると、人間の指示や意図に忠実に従うかを測るテストで、許可していない行動を取ったり、実行したことや実行しなかったことについて正直に伝えなかったりした。安全ではない可能性があるにもかかわらず、外部のツールやサービスを利用するケースもみられた。「安全性の基準を完全に満たすには至らなかった」という。