神戸新聞が調べたところ、この上位の中に、兵庫県知事選でも多数の動画を投稿していたアカウントが複数含まれていた。
沖縄県知事選関連で再生数1位(告示後1週間で約490万回)の「おみそちゃんねる【世界どん深闇ニュース】」は、動画内で沖縄の基地反対運動を批判。兵庫県知事選前には「姫路港の改革に手をつけようとした県知事は利権者の激怒を買い、マスメディアから総たたきにあっている」と不正確な情報を発信した。兵庫県絡みで30本以上の動画を上げ、いずれも10万回以上再生されている。
再生数2位(同約246万回)は、ジャーナリストの須田慎一郎氏らが出演する「真相深入り!虎の門ニュース」。兵庫県知事選前から多くの動画を配信しており、知事選で「二馬力選挙」を展開した立花孝志被告と対談する動画や、須田氏が応援演説に立つ動画を選挙期間中に上げていた。
選挙情報サイト「選挙ドットコム」の調査では、兵庫県知事選関連の動画の総再生回数は計1億8千万回を超えていた。数字を押し上げた背景としては、こうした県外インフルエンサーの存在も大きかった。
ユーザーローカル社のSNS分析ツール「ソーシャルインサイト」を使ってXの投稿状況(リポストを含む)も調べた。
「沖縄県知事選」は10日時点で約150万7千件の投稿があり、約9割が沖縄県外の発信だった。中には新人候補のポスター風の偽画像や現職を中傷するような動画もあり、人工知能(AI)を悪用したとみられるケースもあった。