空自のF-2戦闘機に新型空対艦ミサイル搭載へ 防衛省が取得費用345億円を新規に計上

防衛省は2027年度予算の概算要求において、新規事業として戦闘機に搭載する新型の長射程ミサイル「12式地対艦誘導弾能力向上型(空発型)」の取得費用345億円を計上しました。12式地対艦誘導弾能力向上型は、敵の対空ミサイルなどの脅威圏の外から目標を攻撃できる「スタンド・オフ防衛能力」を強化するために調達・配備される新装備となります。

多様なプラットフォームから発射することを想定して開発が進められており、地上発射型、艦艇発射型、航空機発射型が調達・配備される予定です。

空発型は、強力な対艦攻撃力を持つF-2戦闘機が搭載します。防衛省は2025年度予算に、F-2への搭載に向けた能力向上改修費として130億円(8機)を計上していました。

防衛省は2026年8月、この「F-2能力向上型」を茨城県の百里基地に配備する方針を示しています。今後、20機が既存のF-2と順次置き換わる形で配備される予定です。

なお、これに伴う部隊改編は予定されておらず、百里基地に所在する第3飛行隊に配備されるF-2能力向上型が、12式地対艦誘導弾能力向上型(空発型)を運用するとみられます。
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