日本を語る尾崎行雄<時の話題>
日本ニュース戦後編 第1号 昭和21年
(熱海)戦争に終始反対を唱えてきた政界の元老、尾崎行雄氏は、軍閥が大和魂を押しゆがめて道具とし、国民を奴隷化した事実を指摘。多大な反響を呼びましたが、このたび日本ニュースを通じ、次のごとく語りました。「そうですね、昔と言えばどうしても神ということになる。このたびの戦は、昔に返る神の国と今を尊ぶ民の国、すなわちアメリカとの戦いで、実を言えば神と民との戦いであって、結局、神様が民に負けたということです。負けた結果が民主国になるというのであるから、ここでまた、神がかりに後ろに返れば、将来はまた負けるよりほかは仕方がない。すべて迷信と虚偽とにも基とした国の建て方というものは、これからの文明世界には絶対に相入れないのである。
https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009181333_00000