植田日銀のかじ取り、ベッセント長官と高市首相の間で一段と困難に
ベッセント氏は金融引き締め加速を要求、高市首相は経済成長を重視
高市氏任命の審議委員2人が利上げ反対、来年にはタカ派2人が退任へ
後部座席から運転に口出しする人を好む者はいない。
日本銀行の植田和男総裁には今、そうした人物が2人いる。しかも、求めるスピードはそれぞれ異なる。
植田総裁は18日、3カ月ぶりの利上げに踏み切った。
金融引き締めの加速を求めてきたベッセント米財務長官の意向に沿う形となった。
ベッセント氏は7月下旬、円を下支えするため日米協調の円買い介入を実施した。
一方、高市早苗首相は経済成長を重視している。18日の利上げには、高市首相が任命した日銀審議委員2人だけが反対票を投じた。
これは高市氏が来年、現在の政策委員会で最もタカ派的な2人の後任を指名する際に、何が起こり得るかを示唆する動きともいえる。
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-09-18/TLKIRTT96OSM00